福岡県の商業高校で2030SDGsカードゲームを実施しました。

福岡県北部の商業高校の生徒の方から、丁寧なお手紙をいただき、SDGsカードゲームを通じてSDGsを学習する、2時間の授業を担当させていただきました。

2030SDGsカードゲームは、今や未来に向かう地域づくりのキーワードとして欠かせなくなった「SDGs」(持続可能な開発目標)についてカードゲームを通じて学ぶワークショップです。SDGsの説明のあと、「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解するためのカードゲームを行いました。

カードの一例

ルールはいたってシンプルです。与えられたお金と時間を使って、プロジェクト活動を行うことで、最終的にゴールを達成するというものです。

また、参加者全員が以下の写真のようにホワイトボードに張り付けられたマグネットを共有しています。これは参加者全員で創り出す世界の状況を表していて、青は経済、緑は環境、黄は社会を意味しています。

ゲームは2ターム行いますが、今回は世界の状況を表すマグネットの数が
「経済(青)」が3→7→17
「環境(緑」が3→4→10
「社会(黄)」が3→6→15
のように変化していき、最終的には下記の写真のようになりました。

ゲーム終了後は、この数字を皆で見ながら
・「経済」「環境」「社会」の数値がどれも数が多いのが良いのか?
・バランスはどのぐらいが適切なのか?
などが講師から問いかけられていきました。
講師からの「例えばアフリカのある国では「経済」が伸びていることが必要だという意見がほとんだったそうです」などの言葉にも生徒の皆さんは頷きながら聞き入っていました。

ゲーム終了後は振り返りやSDGsの本質についての学習を行いました

また、今回は、冒頭にご紹介した「ゴール」を達成できなかったチームが2つあり、SDGsの「誰一人取り残さない」という理念も再度皆で思い起こしながら「周りの状況にもっと気を配れよかった」「自分の集めているもの、足りないものをもっと声に出して周りに伝えればよかった」など、コミュニケーションや協力に関する気づきの声も聞かれました。(写真は許可をいただいて掲載しております)

2020年度から本格実施される文部科学省の新学習指導要領にSDGsが盛り込まれました。「持続可能な社会の創り手を育成する」という学習指導要領の理念はSDGsそのものです。これからも学校現場でカードゲーム等を通じて、SDGsを広げるお手伝いができればと思います。
ファシリテーターの阿部昭彦は、教員歴29年の大ベテラン。福岡県を中心に私立・公立を問わず様々な中学・高校・専門学校等でワークショップを実施しています。時間や料金等、詳しくはお気軽にお問い合わせください!
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